以前の記事で腰痛について色々書いて来ましたが
それで、結局どうやって少しずつ痛みが和らぐの?ってことで今回も腰痛ガイドブックとヒーリング・バックペインの内容を参考にまとめてみました。
腰痛が起こる仕組みを知る
これは以前の記事でTMSについてで書きましたが、
簡単に言いますと
不安やストレスを感じて、その感情を抑えると、背中や腰の筋肉が酸素不足になり脳が異常だと感じて痛みが出るって仕組みです。
また腰が痛いと感じる思い違いも原因となっていることもあります。
姿勢が悪いと腰がいたくなるとかですね。
腰や背中がなんか痛いなーって思ったら
自分が現在、不安やストレスを抱えている状況か確認してみることをおすすめします。
今日、仕事で失敗したなーとか
仕事の責任がおもくてつかれるなーなど
子供の今後はどうするかなー
学校へ活かせる金ないなー
親戚との関係がギクシャクしてるなーとか
30代によくありそうな悩みですな。
安静をやめて、痛み止め等など使って少しずつ動くこと
安静は回復を遅らせるだけではなく、他の合併症の危険があることが分かっています。
骨粗鬆症をはじめ、筋萎縮や関節拘縮を招く恐れもあります。
とはいっても、
激痛で起き上がるのもきついわ!動けないよ!
っていう方が多いですよね。
かといって、その激痛がずっと続いていったわけではないですよね。
なので、簡単な鎮痛法を試してくのも1つの手でしょう。
医師の処方薬から、市販の痛み止めなどをつかったり、マッサージや鍼治療は痛みを治す力はないけど、症状を緩和させてくれるものなので、
自分にあった緩和法をためしてみましょう。
そして、痛みが和らいだら、少しずつ動き、普段どうりの生活をこころがけることが一番の治療法であるとのこと。
運動とストレス対処の習慣をつける。
慢性的な腰痛の原因はほとんどは不安やストレスが原因ならば
単純に、ストレス解消法を使えばいいんじゃない?ってことで、
私も実践してるストレス・不安対策を鈴木祐さんの著者である、
超ストレス解消法から3つ選んで紹介します。
1運動すること
(最低ラインは週に1時間、毎日10分でOK! まずは、ウォーキングやストレッチとかから少しずつで)
2自然に触れること
(自然に触れると、副交換神経が活性化してストレス軽減作用があります。公園程度の自然でもOK!なので、公園でウォーキングを10分するとよりよし)
3エクスプレッシブライティング
(自分が体験したネガティブな体験を20分くらい紙に書き出すと、うつや不安の改善し、ストレスが穏やかになる)など
腰痛には、教育と運動が効果あるよーって研究もでてるくらいですから
これからは、腰痛ベルトや整体や鍼治療は症状を一時的に和らげてくれるが治すものではないので、少しずつ、習慣に落とし込んでいきましょう。
サーノ博士のヒーリング・バックペイン 腰痛・肩こりの原因と治療
ジョン・サーノ 著
腰痛ガイドブック 根拠に基づく治療戦略 長谷川 淳史 著
超ストレス解消法 鈴木祐 著
Prevention of Low Back Pain: A Systematic Review and Meta-analysis.