わざわざ病気にかかりやすいことをするのだろうといつも疑問に思ってました。
なんで、体に悪いとわかっててもタバコをやめないか?
情報や解釈を用いて自らの行動を正当化すること)
祖父は喫煙者だったが90歳まで元気だった。
自分はそれほどヘビースモーカーじゃない。もっと知ってる人がいる。
私は他の人と違って病気にはならない。
などで正当化する傾向があります。
禁煙を勧めても認知的不協和によって本人の中でタバコを吸うための理由付けができているからです。
タバコのデメリットについてまとめてみた
タバコは11種類のガンの原因になることがわかっている。
●喫煙とアルツハイマー病との関係を調べた研究のメタ解析では14の研究から喫煙とアルツハイマー病罹患率に正の関係が認められている。
●喫煙者が一生の間にタバコに費やす時間は3年4ヶ月(約29,000時間)
●タバコを吸い続けることで変化してしまう顔つきのことをスモーカーズフェイスと呼ばれている。目尻や口の周りに目立つ深いシワができ肌はくすみ、唇は感想。白髪も増え、早歯茎は変色し、口臭もきつくなる。
顔の老化は10年から始まるのが一般的だが、タバコを吸い続けている人は若くしてスモーカーズフェイスになる。年齢を重ねて貫禄の出た顔つきになるのではなく、単に老化が早まっていく。
実は状況や習慣によってタバコを吸っている。
例えば、
ニコチンの影響はそれほどでもない!
依存するまでのスピードが世界で最も早く体内からなくなると禁断症状が出ます。
これが、タバコを吸うと落ち着く、ほっとする、といった効用の仕組みです。
しかし、ニコチンの体内での分解速度が速く、血中のニコチン量は喫煙後30分で半分に、1時間後には4分の1に低下してしまいます。
すると、イライラする、落ち着かない、集中できない、などの離脱症状が現れ、脳はニコチンを補給するよう再び求め次のタバコに火をつけると言うわけです。
しかし、映画館、禁煙の店、寝ている時、新幹線、飛行機などでは
一応我慢はできますよね。
これはニコチンによる禁断症状がさほど強くないことの証明でも有ります。
そして、ニコチンは禁煙を始めて三日間で完全に体外に排出されることもわかってます。
なのでイライラのピークは2 ,3日目、禁煙が3週間続くとニコチンを求める反応からの吸いたい要求はゼロに近くなります。
禁煙には3ヶ月かかることを知る
タバコを吸う事は、ニコチンと習慣が、大体の要因となっています。
結果、新しい習慣を身に付けるまでの平均時間は66日。約2ヶ月で生活習慣となっていきました。
これは単純の習慣は定着期間が短く、複雑な週間は長くかかってくるんです。
運動の習慣と飲食の習慣には身につくまでに約1.5倍の時間さがありました。
66日の1.5 倍とするなら約3ヶ月、が禁煙にとって重要な節目になると言うことです。
確実に辞めたい人は禁煙外来と薬物療法を活用しよう!
薬品を使いましょう。
最も禁煙成功率が高い補助役はバレニクリンがやや優勢であるということが、2016年のコクラン共同計画が行ったレビューで(27件の禁煙補助薬の研究データをまとめたもの)報告されてます。
しかし、禁煙外来で行われる禁煙の薬物療法の期間は12週間。
過去の研究によると禁煙補助薬が禁煙成功率を高めてくれるのは禁煙の64週までであると言うデータがあります。
実際、誤解の診察を全て受けた人と、診察を中断した人の禁煙成功率を比べた調査によると、すべての診察を受けた人の約50%が禁煙を継続(12週間の間)、初回の診察で中断してしまった人で、禁煙が続いているのは6.5%という結果が出ています。
継続的な診察による第三者の目はタバコを吸う習慣を遠ざける助けとなります。
本気で禁煙を考えるなら禁煙外来を積極的に活用するべきでしょう。