最近、投資家・ファンドマネージャーの藤野英人さん著作の「投資家が「お金よりも大切にしていること」を読みました。
これを読むと、どのようにしてお金が世の中を流れているのかなど、
とりあえずお金関する考え方がガラッと変わります。
簡単に言うと…
お金=カッコイイ、綺麗、美しい、優しい、自由、親切、
まあ、結局世の中は金(笑)
ということがあらためてわかります。
著者がお金よりも大事にしていることとしてグサッと来たのは、
「何に投資するか考える力」
が大事ということです。
自身のお金と時間を何に投資すべきか?
投資っていわれて、ぱっと考えられるものとして、
だいたい、株、FX、仮想通過って世間一般では思われがちですが、この本を読んだ後では、
自身の仕事、趣味、好きなこと、知り合いとの食事に、時間とお金を使うことも立派な投資だよねってなります。
ギターが趣味な人、ミュージシャンの人ならば、ギターやアンプ、その他の音楽機材にお金をかけ、ギターの練習と作曲に時間をかけますよね。
作家さんなら、ペンや本にお金をかけ、執筆と読書に時間を使います。
そのリターンとして売り上げが出てお金をもらうことができているのである意味投資ですね。
趣味や好きなことをしている人はお金が入らないのではないか?と言っちゃいたいですが、
投資でも外れることがありますし、自身の好きなことに関してならば例えお金とか目に見える成果はなくてもその過程を楽しむことができます。
また、そのことがきっかけで、趣味・思考が合う人とかかわることができたりすることがあります。
ある意味、好きなことにお金と時間をかけることは低リスク・高リターンの投資かもしれないですね。
すべてに共通してリターンが得られるのは自身の健康への投資!
結局、何か仕事するとき、作り出すとき、話すときは自分です。
自分という資本が健康でいることで、仕事、趣味、人間関係に絶対ではないですが、良い影響を与えてくれます。
健康を維持するにあたってみんなが当たりまえすぎて意識していないことが3つあります。
食事・睡眠・運動を見直すことです。
私が言うと大体、言われなくてもわかってるわ!って言われます。
こんな当たり前のことでも少し意識して行動するだけでだいぶ体の調子が変わります。
例えば、いつも夜更かししたり、テレビと電気つけっぱで寝ちゃってどうも寝た感じしないんだよねってわかったら本当に見たい番組は録画して、テレビは見ないで電気消して早めに寝ると、翌朝はすっきり起きれます。
脳の機能を高めるために瞑想・運動の習慣を身に着けたりすると、体のだるさはやわらぎ、頭のもやもや感がなくなります。
よりよく、体を動かすために、筋トレして、筋力をつけるためにタンパク質をとったり、ジャンクフードなど、体に悪そうなおいしいものを食べそうになったら、かわりに野菜とフルーツを食べたりと、一気に変えるのは難しいので少しずつ変えていくことが大事です。
その過程は地味で、直ぐに目に見えた結果にはなりませんが、自身で小さな目標をつくり少しずつクリアしていくことで気が付いたら自身が目標としていたことを抜き去りその過程を楽しむことで自分への投資が自動化できるようになっていくでしょう。
参考文献:投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書) 新書 – 2013/2/26 藤野 英人 著