健康考察

青森県ってなんで短命県なのかね?

2017年の12月頃に厚生労働省から、平成27年都道府県別生命表の概況が発表されましたが、なんと今年も、青森県が平均寿命ランキングが47位と最下位を維持する結果となってしまいました。この調査は5年に一度とオリンピック感覚で実施するのですが、男性は9回、女性は4回連続で最下位をキープしています。

新聞・ニュース等での原因としては(→は著者の思い)

  1. 塩分摂取量が多い→てか、青森県民ラーメン好きな人多すぎ!
  2. お酒・たばこを吸っている人が多い→吸っていなければ逆に目立ちます(笑)
  3. 運動不足と肥満の人が多い。→大体、都会の人スタイル良すぎって思う

  などなどが、あげられています。

 その日ごろの小さな楽しみと思いながらしている習慣は、実はというと小さな不摂生なのでありその積み重ねが、生活習慣病となって、中年期以降に体調崩して、命を落とす人が多いので青森県民は平均寿命が短いと考えます。

青森県は短命県返上キャンペーンとして、塩分摂取を減らすための「だし活」を三村知事が自らPRしたり、産業保健活動で調査した内容を公表したり実際に健康相談などの取り組みを行っています。

産業医の調査で明らかになったこととして、

  • 健康に対する関心が低い
  • 健康増進活動を行う余裕がない
  • 生活習慣病に関する知識が乏しい

という青森県民が多数いることがわかっています。

また健康を意識している人でも誤った知識を用いた独自の健康法を行っている人もいます。

例えば、「野菜摂取は野菜ジュースを飲んでいるから大丈夫!」

って人がたまに聞きますが、野菜ジュースは、野菜から食物繊維をそぎ取り、果汁に保存料と塩分を加えたもので、糖質が早く吸収されやすく血糖値が不安定になるので、野菜をそのまま食べたほうが満腹感も得られ、血糖値も安定します。

確かに野菜ジュースはおいしいですが(笑)

仕事が忙しく健康に関する時間が取れないので、手軽に野菜を摂取できる感覚が得られる野菜ジュースを飲むのも納得できます。

たとえ、正しい健康に関する知識が得られたとしても、時間がないから、若いうちは大丈夫、そもそも関心がない人に向けて、どうやって健康に興味を持ってもらえるようにするかが今後の課題だと考えます。