良い習慣はゆっくり時間をかけて果実をもたらすが、それは払った努力の何倍もの価値がある。–英国の心理学者 ジェレミー・ディーン
などなど、続けたいけど、なかなか続かないってことありますよね?
もし、ダイエットができて理想の体になれたら~
スポーツが上達してライバルに差をつけれるようになったら~
ギターが上手に弾けるようになったらかっこいい、また、楽しいんだろうな~
っていつも夢見て取り組みますがどうも実現したためしがない…
現実、習慣って気が付いたらできているものでゆっくり無意識に身についていくもんです。
誰も、今日も歯磨きするぞ!風呂に入るぞ!って一部の人は除いて気合入れてしないですよね。
大体、いつもやることに対しては無感情で取り組んでしまうものです。
(特にスマホさわるときとかね(笑))
言いません。私も気合で頑張ろうとすれば、続かず、そして、自分には才能がないって言ってあきらめることもありました。
んで、実際試したこととして「If then ルール」って言うのを自身で試してみたら、
運動する習慣(1週間に5回はランニングする)や、読書と食生活を変えることができました。
そしたら、ダイエットにも気が付いたらなってまして6キロ減量できました。
IF then ルールって何なん?
自分はいつも不思議でした。
自分もそうですが、食事のカロリーを少なくすれば痩せるし、
運動したら健康になる。そう、みんな知っているけどできないんです。
つまり、何か習慣を身につけるためには、ただやるだけではなく、
どうすれば継続してできるか、習慣化できるかの方法を試すことです。
例えば、食生活を変えるために、If then ルールを使った23個の実験を分析した研究では(1)
野菜やフルーツを多く食べる、健康な食事を増やすこと目的とした研究と、ジャンクフードやスナック菓子など不健康な食事を減らす研究を分別しました。
すると不健康な食事をやめる目的では効果が低いが、健康な食事を増やす目的でIf then ルールを使うと効果があったという結果があります。
また、運動、パズル、健康的な食事、リサイクルなどの様々な習慣を身に着け、目標を達成しようとしている人に対してIf then ルールを試してもらった。
94の研究、参加者8000人以上の参加者を分析した。(2)
中から大程度の正の効果がありました。d= .65)
要するにIf then ルールは効果が高いってことが様々な研究結果からわかっています。
目標が達成しやすいってことが分かっているので参考にするっきゃないですね。
★最後に自分が実際にやったIf then ルールの例を紹介します。
●運動が続かなかったとき:もし走る気力がない、または天気が悪くて走れないときは→バーピーを限界までやる。
●宿題や課題を先延ばししちゃう場合:もしやる気が起きない場合は→ストップウォッチを押して5分だけ手を付けてみる(そうすると5分過ぎても意外とはかどる。マジで)
ご参考にどうぞ!
(1)Do implementation intentions help to eat a healthy diet? A systematic review and meta-analysis of the empirical evidence
(2)Implementation Intentions and Goal Achievement: A Meta‐analysis of Effects and Processes
良い習慣、悪い習慣 [著]ジェレミー・ディーン