健康考察

健康格差は学歴と年収で決まるのか問題

結論から言うと、あなたの健康を左右するのは、親の年収が高いときに、子供に対する教育への投資金額も高く大学以上の学歴があり年収が高いことで大体決まります。

平成29年度の学歴、性、年齢階級別賃金では、

学歴(全年齢平均年収) 男性 女性
大学・大学院卒 397.7 万円 291.5 万円
高専・短大卒 311.0 万円 254.8 万円
高校卒 290.7 万円 210.9 万円

 厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査 結果の概況 より引用

収入格差と健康状態は関連していることも1999年の研究から分かっています。(1)
現実では、お金がないと高校、大学に進学できないですし、何か病気になってもすぐに病院へ受診することもできないですね。

さらに、教育を受けてない人ほど、手軽に食べれて安い食べ物(カップ麺・スナック菓子・ジャンクフードなど)を買う傾向もあるそうです。

当然、このような食品を子供のころから食べ続けると、がん・メタボ・糖尿病になる確率が高くなりますね。

そして、その結果、所得不平等は死亡率も上げるよーって言われてたりします。(2)

それじゃぁ、貧乏な家に生まれた時点で人生積んだんじゃね?って思いますよね。
私の考えでは、とりあえず図書館とか、無料で本の読めるとこで本を読みまくることをお勧めします。

あるヨーロッパの研究では読書量と収入は比例するよーって結果も出てます。(3)
これは、いろんな本を読むことで様々な知識を得て、
色々なことに挑戦できる機会が増えたりすることで
何かの職につきやすくなり、読書をしていることによって優秀になりやすく昇給しやすくなるからではないかとも思います。

お金がないから無料のもので得た知識でお金を稼ぐことを狙うことしかないかもですね。

学生なら暇なとき。社会人なら休日や隙間時間を利用して、
読書やプログラム、デザイン 作家  パフォーマー スポーツ 芸術家 音楽など資本なしか低リスクでゼロから 何かつくるもの、生み出すもので頑張ることも一つの可能性としてあります。

参考文献

(1)Income inequality and health: pathways and mechanisms.
(2)
Social capital, income inequality, and mortality.(3)Books are Forever: Early Life Conditions, Education and Lifetime Earnings in Europe